A式段ボール箱 (みかん箱タイプ)

通称「みかん箱」「A-1式」と呼ばれている箱で、段ボール箱の中で最も多く流通している標準的な段ボール箱です。紙の無駄が少なく製造工程もシンプルな為、材料コストや製造コストを抑えることができます。

一般的に、引越しや商品輸送などに使用されます。

C式段ボール箱 (弁当箱タイプ / 蓋・本体分離タイプ)

本体とフタが分離されており、本体にフタを重ね合わせる箱です。本体とフタを合わせ底は一枚面となっているため強度が生まれ、底抜けの心配がありません。

丈夫で高級感がある反面、約2箱分のコストがかかる難点があります。

一般的に、ひな人形の保管用や贈答用酒類などギフトケースとして需要があり、再開封性を求められる箱に多く使用されます。

N式段ボール箱 (簡易タイプ / 差込タイプ)

1枚で形成されたフタ付きの組み立て式の箱で、型が必要な形式の中では最も安価な段ボール箱です。一枚の紙を組み立てて作り、接合箇所がない分、型抜型による量産が可能でコストパフォーマンスに優れています。

一般的に、ポスト投函可能な商品やメール便対応の発送箱として多く使用されています。

仕切り付き段ボール箱

前述の様々なタイプの段ボール箱に合わせて、用途に応じた仕切り板の制作が可能です。品物同士が直接接触してできる傷や傷みを防止するための組仕切で、衝撃が加わっても中身を守ることができる、内容物の干渉を避けるための仕切りを組み入れた段ボール箱です。

一般的に、精密機器やビン製品に多く使用されます。

段ボール製の緩衝材

発泡スチロール製に比べて低コスト省スペース。段ボールの厚みで耐圧強度と緩衝性能に優れており、梱包物の形状に合わせて完全固定が可能となります。

100%段ボールなので環境にも優しいです。

大型段ボール(大型ケース)

自社では2面継グルアー（ジョイント部分が糊付け加工できる特殊な機械）を導入しており、自動車のバンパーやドア・冷蔵庫・液晶テレビなどを梱包する大型段ボールの製造に優れています。

2面継グルアーの導入は福島県内で2台のみであり、大手企業1台と中小企業では自社のみです。